「縮毛矯正・ストレートパーマ・髪質改善」何が自分に合うの?と迷っている方へ
梅雨の時期になると、髪のうねりや広がりが気になって毎朝のスタイリングが大変……。
そんな声をサロンでもよく聞きます。
特に最近は、SNSやネットで「酸性ストレート」「髪質改善」「縮毛矯正」など、様々なメニューが紹介されていて、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
今回は、「自分に合うストレートメニューがわからない」というお悩みを抱えていたお客様の施術例をご紹介しながら、選び方のヒントをご提案します。
お悩みは「顔まわりのくせ毛」と「加齢による髪質変化」
ご来店されたお客様は、前髪やもみあげ、こめかみ部分のうねりが強くなり、髪がまとまりにくいと感じていらっしゃいました。
さらに、お話を伺うと「ここ数年、髪の質自体が変わってきた」とのこと。
これは加齢により、髪内部の水分バランスが崩れ、クセが目立ちやすくなる典型的なパターンです。
また、乾燥も進んでおり、以前よりも髪にツヤがなくパサついて見える印象でした。
プロの視点で見極める「本当に合う施術」とは?
お客様は「酸性ストレートが良いと聞いた」とのことでしたが、髪質とくせの強さ、ダメージ履歴を見たうえで、それでは対応が難しいと判断しました。
酸性ストレートや髪質改善メニューは、髪への負担が少ない反面、強いうねりをしっかり伸ばす力が足りないケースが多いのです。
しかし、通常のアルカリ縮毛矯正では、髪への負担が大きく、特に頻繁にカラーをされている方の場合、さらにダメージを進行させてしまう恐れがあります。
そこで私たちが選んだのは、「弱アルカリ性の縮毛矯正」です。
「弱アルカリ性縮毛矯正」とは?
このメニューは、酸性とアルカリ性の“ちょうど中間”に位置する薬剤を使用し、髪への負担を最小限に抑えながら、しっかりとクセを伸ばす技術です。
特徴は以下の通りです:
- 髪内部の構造を穏やかに緩め、自然なストレートに整える
- 強いくせ毛にも対応できるパワーがある
- アルカリ量を抑えているので、ダメージを極力与えない
- ツヤ感と手触りが長持ちする
特に今回のお客様のように、「カラー履歴がある」「くせが強め」「自然な仕上がりを求めている」方には最適の選択肢です。
実際の施術プロセスとお客様の変化
カウンセリングを行い、弱アルカリ性の薬剤を選定。
髪の状態に合わせて還元剤を塗布し、必要な時間を見極めながら進行。
乾燥が進んでいた中間〜毛先部分には保護トリートメントを併用し、アイロンも温度とプレス圧を調整することで、極力負担を抑える工夫を施しました。
仕上がりは非常に自然なストレート。
硬くならず、ツヤがあり、毛先まで滑らかにまとまる理想的な質感に仕上がりました。
お客様からは「今までの縮毛矯正で一番いい!」とのご感想をいただき、私たちスタッフも大変嬉しく感じました。
施術後6週間後の状態
なんと、6週間後に再来店された際も「手触りが変わらない」「朝のスタイリングがすごく楽」とのこと。
髪質のベースが整うことで、毎日のストレスが一つ減り、日々が心地よく過ごせると笑顔で話していただきました。
縮毛矯正=まっすぐピンピン?もうそんな時代じゃありません
以前は縮毛矯正といえば、「不自然に真っ直ぐ」「ボリュームがぺたんこになる」といった印象がありました。
でも、今は違います。
薬剤の進化や技術の細分化によって、自然で柔らかい質感のストレートが実現できる時代です。
そのためには、“クセの種類”と“髪の履歴”を正確に見極め、適切な薬剤選定と施術プロセスが必要不可欠なのです。
「伝えるのが苦手…」という方こそ、ご相談ください
「美容師さんに細かく伝えられない…」
「どう伝えていいかわからない…」
そんな方も、安心してご来店ください。
丁寧なカウンセリングと、毛髪診断の知識をもとに、あなたの理想に近づく施術をご提案します。
まとめ:髪の悩みが軽くなると、心も軽くなる
髪が整うと、朝のストレスがなくなり、鏡を見るのが楽しくなる。
それは、気分や行動にも影響を与えます。
今回ご紹介した「弱アルカリ性縮毛矯正」は、髪へのやさしさと美しい仕上がりを両立させたメニュー。
あなたの髪に必要なのは、ただの「ストレート」ではなく、“合う施術”です。
この梅雨、広がりやくせ毛でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。